内視鏡検査について

胃内視鏡検査(胃カメラ)で、
胃がんと食道がんの早期発見・早期治療

胃カメラ検査は、上部消化管(食道・胃・十二指腸)にできる病気(炎症・潰瘍・ポリープ・
がん・静脈瘤)をみつける検査です。

胃がんは初期の段階では自覚症状がありません。症状が出た時にはがんが進行している可能性が高いのです。早期胃がんで深達度が深くない病変であれば、かなりの確率で内視鏡治療で済むことができます。
ですから早期発見がかなり重要なのです。

特にこのような症状の方は、
胃内視鏡検査をおすすめします。

  • 検診で病変を指摘された方
  • 胃が痛いことで悩まれている方
  • 胸焼けで悩まれている方
  • 自覚症状はないが検査を受けてみたい方
  • お酒や喫煙を多くされる方
  • 食事をした後につかえるような症状のある方
  • ヘリコバクターピロリ菌が心配な方

上記の症状のある方は、ご相談ください。
胃の内視鏡検査はその時に病変があるかないかだけではなく、将来的に胃に病変が起こりやすいかどうかも診断します。

経験豊富な専門医による苦痛の少ない検査

これまでの経験、知識、技量を生かし、“一人”“一人”の患者さんにあった少しでも苦痛なく安心して受けられる内視鏡診療を心がけていきます。
胃内視鏡検査と大腸検査の同日検査も可能です。

高精度で体の負担が少ない内視鏡を使用

当院の上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、高画質を維持しながら、細径の内視鏡を使用することで患者さんの体への負担の軽減しています。口から、鼻からどちらの内視鏡検査にも従来機種から約2割細径化された内視鏡細径を使用し、狭帯域光観察(NBI)機能と組み合わせることで、精度の高い診断で、早期発見にこころがけております

経口内視鏡検査

挿入経路

から挿入

嘔吐反射がありますが、鎮静剤を使用した場合には、眠っている間に苦痛なく済ますことができます。

麻酔(前処置) 鎮静剤を用い、眠っている間に苦痛なく検査ができます。

※鎮静剤を使用しない検査も可能です。
※年齢や基礎疾患により薬剤をわけ、鎮静剤による副作用にも注意しております。
内視鏡の外径 先端部7.9mm、軟性部 7.9mm
内視鏡の画質 より精密な検査に適した高画質。
検査時の注意点 鎮静剤を使用した場合は、検査後1時間程度、個室の回復室でお休みいただきます。
当日は車の運転はできません。

細径の内視鏡で負担軽減

当院では最新の内視鏡検査を使用しております。
胃内視鏡・大腸内視鏡ともに細径のものを使用し、患者さんの負担の軽減に心がけております。

内視鏡検査の費用について

医療費3割負担の場合
胃腸内視鏡検査のみ 5,000円〜6,000円(初診料含む)
検査中の組織検査 組織検査が必要な場合、プラス3,500〜7,000円

※1割負担の方は上記金額の3分の1程度です。

胃内視鏡検査の流れ

医師の診察を受けていただき、
検査の予約をいたします。
内視鏡検査と、使用薬剤の説明があります。
電話でのご予約も可能です。

注意事項

  • 検査前日の夜9時までに食事を済ませてください(飲水は可能です)。
  • 降圧剤(血圧を下げる薬)、抗凝固薬(血をサラサラにする薬)をお飲みの方はお知らせください。
  • 検査前日

    検査前日の夜9時までに食事を済ませてください。
    (飲水は可能です)。
  • 検査当日

    コップ1杯のお水は飲まれても問題ありません。
    鎮静剤の使用をご希望される方は、お申し出ください。
    (鎮静剤を使用される方は、当日の自転車・車・バイク等の運転はできません。)
  • 前処置

    問診後、麻酔液を噴霧しのどに麻酔をかけます。
    ※ 鎮静剤をご希望の方は安全のために点滴をすることがあります。
  • 検査

    検査は7分〜10分ほどで終了します。
    内視鏡検査には医師のほかに必ず看護師が付き添い、
    患者様の状態を常に観察します。
  • 検査後

    鎮静剤を使用された方は
    専用の回復室で1時間程度安静にしていただきます。
    ※検査終了後は休んでいただく個室の回復室を用意しております。
  • 検査

    内視鏡検査の結果を、写真を見ながら詳しく説明させていただきます。

    結果によっては必要に応じて内服薬が処方されます。
    最後に看護師より検査後の注意点を説明し終了になります。