上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指します。
これらの場所にできる病気(炎症・潰瘍・ポリープ・がん・静脈瘤)をみつける検査です。
2009年のがんによる死亡原因の順位(※厚生労働省「人口動態統計」参考)
上記の症状のある方は、ご相談ください。
胃の内視鏡検査はその時に病変があるかないかだけではなく、将来的に病変が起こりやすい胃か、そうでない胃かも診断します。
当院では苦痛のない上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を心がけています。
(1) 鎮静剤を用いた苦痛のない経口内視鏡検査
(2) 鼻から行なう内視鏡検査(鎮静剤は使用しておりません)
を選択して検査を受けていただきます。
当院の上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)では、高画質を維持しながら、従来機種から約2割細径化された『OLYMPUS GIF TYPE PQ260』を使用しております。(外径 先端部7.9mm、軟性部 7.7mm)
口から、鼻からどちらの内視鏡検査でも細径のものを使用しております。
また狭帯域光観察(NBI)機能と組み合わせることで、精度の高い診断で、早期発見にこころがけております
眠っている間に検査を済ますことができます。
運転して来られたら鎮静剤は使用することはできません。
鎮静剤による副作用にも注意しております。年齢や基礎疾患により薬剤をわけております。
(鎮静剤を希望されない方でも検査をすることができます)
経鼻内視鏡検査とは、通常では口から挿入する内視鏡検査(胃カメラ)を鼻から挿入して行う検査です。
口から挿入する内視鏡検査と違い、嘔吐反射がみられず『おえっ』とすることがほとんどない状態で検査を受けることができます。
また当院では『OLYMPUS GIF TYPE XP260NS』を使用しております。(外径 先端部 5.4mm、軟性部 5.8mm)
※食道・胃の病気が強く疑われる場合、鼻の手術をされた方、口からの内視鏡検査で辛くない方は口からの内視鏡検査をお勧めします。
※検査終了後は休んでいただく個室の回復室を用意しております。
医療費3割負担の場合 | |
---|---|
胃腸内視鏡検査のみ | 5,000円〜6,000円(初診料含む) ※経口内視鏡検査、経鼻内視鏡検査ともに同様の金額です |
検査中の組織検査 | 組織検査が必要な場合、プラス3,500〜7,000円 |
※1割負担の方は上記金額の3分の1程度です。