胃内視鏡検査について

食道がんと胃がんの予防と早期治療のために

胃がんや食道がんは内視鏡検査での早期発見が重要です。

上部消化管とは食道・胃・十二指腸を指します。
これらの場所にできる病気(炎症・潰瘍・ポリープ・がん・静脈瘤)をみつける検査です。
2009年のがんによる死亡原因の順位(※厚生労働省「人口動態統計」参考)

男性= 1位---肺がん  2位---胃がん  3位---大腸がん
女性= 1位---大腸がん 2位---肺がん  3位---胃がん
人間ドックや会社での検診・内視鏡検査(胃カメラ)の普及にもかかわらず、年間5万人の方がこの病気で亡くなっておられます。
胃がんは初期の段階では自覚症状がありません。症状が出た時にはがんが進行している可能性が高いのです。早期胃がんで深達度が深くない病変であれば、かなりの確率で内視鏡治療で済むことができます。ですから早期発見がかなり重要になってきます。
胃の中はみんな同じではありません。病気が発生しやすい胃とそうでない胃があります。症状がない方であっても一度検査を受けてみて自分の胃がどの状態か確認してはいかがでしょうか?。

特にこのような症状の方は、胃内視鏡検査をおすすめします。
  • 検診で病変を指摘された方
  • 胃が痛いことで悩まれている方
  • 胸焼けで悩まれている方
  • 自覚症状はなくても検査を一度は受けてみたいと思われる方
  • お酒や喫煙を多くされる方
  • 食事をした後につかえるような症状のある方
  • ヘリコバクターピロリ菌が心配な方

上記の症状のある方は、ご相談ください。
胃の内視鏡検査はその時に病変があるかないかだけではなく、将来的に病変が起こりやすい胃か、そうでない胃かも診断します。

苦痛少ない胃内視鏡検査をこころがけています

当院では苦痛のない上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を心がけています。
(1) 鎮静剤を用いた苦痛のない経口内視鏡検査
(2) 鼻から行なう内視鏡検査(鎮静剤は使用しておりません)
を選択して検査を受けていただきます。

当院の上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)では、高画質を維持しながら、従来機種から約2割細径化された『OLYMPUS GIF TYPE PQ260』を使用しております。(外径 先端部7.9mm、軟性部 7.7mm)

口から、鼻からどちらの内視鏡検査でも細径のものを使用しております。
また狭帯域光観察(NBI)機能と組み合わせることで、精度の高い診断で、早期発見にこころがけております

鎮静剤を用いた苦痛のない口からの内視鏡検査

眠っている間に検査を済ますことができます。
運転して来られたら鎮静剤は使用することはできません。
鎮静剤による副作用にも注意しております。年齢や基礎疾患により薬剤をわけております。
(鎮静剤を希望されない方でも検査をすることができます)

経鼻内視鏡検査

経鼻内視鏡検査とは、通常では口から挿入する内視鏡検査(胃カメラ)を鼻から挿入して行う検査です。
口から挿入する内視鏡検査と違い、嘔吐反射がみられず『おえっ』とすることがほとんどない状態で検査を受けることができます。
また当院では『OLYMPUS GIF TYPE XP260NS』を使用しております。(外径 先端部 5.4mm、軟性部 5.8mm)

※食道・胃の病気が強く疑われる場合、鼻の手術をされた方、口からの内視鏡検査で辛くない方は口からの内視鏡検査をお勧めします。

経鼻内視鏡検査のメリット

  1. 鼻から内視鏡検査を挿入するため、舌を圧迫しないので、嘔吐反射がみられず『おえっ』とすることがありません。
  2. 検査をしながら会話も可能ですので安心です。
  3. 鎮静剤を使用しないため、車での来院も可能です。
  4. 口でやって苦痛であった方には有用です。

経鼻内視鏡の検査のデメリット

  1. 内視鏡が細径になる分、画像の解像度が低く、視野が悪いため精密検査には不向きです。
    →病気のハイリスクの方にはお勧めできません。
  2. 鼻の中を通るため、鼻の手術後の方、アレルギー性鼻炎のある方、鼻血の出やすい方、
    抗凝固薬(血をサラサラにする薬)を内服中の方はお勧めできません。
  3. どちらでもよいと言われる方には経口内視鏡をお勧めしています。

※検査終了後は休んでいただく個室の回復室を用意しております。

内視鏡検査費用について

◎胃内視鏡検査費用

医療費3割負担の場合
胃腸内視鏡検査のみ 5,000円〜6,000円(初診料含む)
※経口内視鏡検査、経鼻内視鏡検査ともに同様の金額です
検査中の組織検査 組織検査が必要な場合、プラス3,500〜7,000円

※1割負担の方は上記金額の3分の1程度です。

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